あんさんぶるスターズ! アニメ ミリしら感想 単話感想

キンプリオタクの『あんスタ』ミリしら感想 番外編④ 放送中に届いた質問に答えてみた その3【12月分】

2020年2月4日

引用元:https://ensemblestars-anime.com/story/21

前回→【11月分】キンプリオタクの『あんスタ』ミリしら感想 番外編③ 放送中に届いた質問に答えてみた その2

質問回答第3弾!
今回は12月に来た質問を一挙回答!そして今回が『アニスタ』関連最後の記事となります!

最終月ということもあり、長文での核心に迫る質問やメッセージが多く届いた12月。回答も相応に長いものになり、1クール目ならば一話分相当の記事となりました。

届いた質問の長さを踏まえると、総計文字数は10,000字近いと思います。質問回答らしからぬ本当に盛り沢山の内容です!是非最後までお楽しみ下さいませ!

ハロウィンパーティー

はつさんはもうご存知かもしれませんが、月永レオもヒプノシスマイクが使えます

よく踏みなれたよくあるツラだな?

推しはヨコハマです。
(※最近はあまりチェックできてないので追いたい)

はつさん、こんにちは。記事いつも楽しみにしています。少し前のものとなってしまいますが、オータムライブ前編についての質問をしてもよろしいでしょうか? 「一人になりたいのだろう」と遊木真に予想されており、実際その通りだったであろう衣更真緒があんずには心のうちを打ち明けた点についてなのですが、はつさんの方でなにか考察などありますか。こちら一切語られていなかったため気になってしまい……。 私の予想としては、彼女が「プロデューサー」であり、仲間とはいえども一歩引いた存在であるからこそ言えたのかなと思っています。また、彼女が衣更真緒と同じ「普通の」女の子だからなのかなぁとも……。私もはつさんと同じくミリしら状態で見ているので、はつさんの記事を読んで新たに発見したり理解を深めたりすることができています。その中でも、個人的にはあんずがとても気になっているので、あんずについてももう少し触れていただけたら嬉しいなと思っています。何故かあんずについてはいつも触れなかったり大雑把な感想?みたいなものしかない気がするので。気のせいだったら申し訳ないですが。 今からオータム後編とハロウィンパーティーの記事を読むので、もしかしたらそこでは触れていただけてるのかもしれませんし、そうだとしたら失礼極まりないですね。すみません。 日々寒さも増していますし、どうかお身体にはお気をつけてお過ごしください。 ここまで読んでくださりありがとうございます。これからも楽しみにしています。

あんずの総合的な所感については番外編①で触れているので、そちらをお読み頂ければと思います!

「オータムライブ」で真緒があんずにだけ心中を話せたのは、僕も色んな意味で一歩引いた位置にいる相手だったからだと思います。

その中で個人的には「アイドルではない」というのが一番大きいのかなと感じていました。

同じステージの上に立つTrickstarのメンバーには当然言えないですし、同じアイドルとして競い合うライバル達に弱音を吐くこともできないと思います。それは彼らに失礼だし、言ったところで何の解決にもならないからです。真緒はそういうところに気が回る少年だと思います。

でも真緒が凪砂に言われた内容は独りで抱え込み続けるにはあまりにも厳しいもので、どこかで吐き出す必要があった。だから身近にいて自分の境遇を理解しながらも、ステージに上がっているわけではないあんずに漏らしたのだと思います。

あんずも聞いたところで解決してあげられないわけですが、真緒はただ聞いてくれる相手がほしかっただけでしょう。物凄く悪い言い方をすれば「体の良い相手だった」と言えますが、真緒はそれを話すことがあんずを利用していることになりかねないことも分かっていた気がします。

そうやってあんずを困らせてしまうことは分かっていても、どうしても吐き出さずにはいられなかった。あの時の真緒はそういう精神状態だったと思います。

真緒が凛月を起こすシーンについての感想をどうか…少しだけでもよいのでどうか…
初めまして、感想ブログ毎回楽しみに拝見しています!ところで、ハロウィン回で真緒くんが凛月を起こしにくるシーン、実は原作では無いシーンで、短いやり取りながら深い意味があるのでは無いかと感じました。監督を良く知るはつさんの感想や見解を伺ってみたいです!よろしくお願いします!

同じ質問なのでまとめて回答を。

深い意味…かは分かりませんが、「ハロウィンパーティー」まで凛月→真緒の好意は確定的でありながら、真緒が凛月をどう思っているのかは些かぼんやりしていました。

好いていないということは99%ないような関係には見えていましたが、相思相愛(?)であることが明確になったのはあそこのやり取りです。恐らくそれをアニメ内で確定したい意図があったのではないかと思います。

『あんスタ』のキャラクターは、時間をかけてじっくりと相手に想いを伝える(匂わせる)キャラが多く、アニメ内でもああいった直接的な言葉で気持ちを伝えるシーンが非常に少なかった気がします。ですので、今回は珍しくストレートに解決してきたなと思って見ていました。

そのせいかあのやり取りは物語の中から少し浮いていて、記事の構成的に読みのリズムを上手く作れないなと思い削ってしまいました。そこがオリジナルシーンだったというのは、ある意味で見る目があったと自分を褒めておきます。

物語的には"よくあるやり取り"ですが、『あんスタ』ではレアシーン。真緒凛月の関係性は人気があるでしょうし「真緒が凛月にあんなことを…!」という物凄い驚きと興奮に包まれた人達も多かった…ということでしょうか。そこを考慮できなかったのは逆に僕の反省点ですね。

脚本上の話なので監督の手癖が関係しているかは分かりませんが、菱田監督は直接的な表現に熱量を込めて差し込むのが上手な方ではあります。あの話は比較的あんずの出番や台詞が多かったり、他の話と少し毛色が違うところが多かった気がするので、どちらかと言うと脚本家さんの裁量かも?

はつさんこんにちは。 いつもブログ執筆おつかれさまです。 この間の配信、リアタイすることが出来なかったのですがアーカイブを聞いたらあんずの話をしていらしたので…… 当方もずっとお聞きしようか考えていたことがありましたので、気が向いたらあんずの記事の際にでも触れていただけると嬉しいです。 あんずは「うし!」(わたしがそう聴こえるだけで「よし」かもしれないですが)とかキャッのような悲鳴よりも濁点がついたような、いわゆるダミ声が多いなと思うのですがはつさんはその辺をどう解釈していますか? わたしは、アプリのあんずはアニメ同様男前なところがあるけど服や小物はけっこう乙女趣味な印象で「女の子だな〜」って思います なのでアニメだと過剰に女の子っぽくないリアクションを取ってるように見えるのですが、初見の方からすると元々そういう性格……というか、個性に見えているのかな?と疑問に思いました。 わたしは、はつさんが配信で仰っていたようなあんずをそのままアニメに出演させる難しさを解消させるための公式の策なのかな……とも思うのですが、ぜひはつさんのご意見も聞きたいです。 初めでも言いましたが、あんずの記事の際にでも触れていただけると嬉しいです。これからもブログ楽しみにしています。

あんずにダミ声が多いのは元々は製作上の都合であると見ていますが、全話通じて個性に昇華したと考えています。

アニメにおける彼女のキャラメイクは「物凄く可愛い女の子にしない」ことが念頭に置かれているように見えていて、ダミ声もその一環でしょう。

そもそも『あんスタ』に登場するキャラクターは、外側は超個性を持っていながらも内面には整合性やリアリティがあるのが魅力です。記号化されたキャラクターではなく、1人の"人間"としての自然さを意識された人達ばかりです。

その中であんずも「外見は普通に可愛い女子校生キャラだが、中身にはリアリティがある」という方向性を持たせてあげたいと考えられたのではと思います。

例えばアニメの女の子キャラは語尾に「○○よね」とか「○○だわ」、驚いた時は「キャア!」が鉄則ですが、現代劇やTVドラマでこういった台詞を書くと「現実にそんな言い方をする奴はいない」と怒られます。あれは創作用に誇張された表現です。

あんずはダミ声以外でもそういった誇張表現が排除されていて、実在する女性に近い喋り方が徹底されていました。その辺りの現実感が意識されているのでしょう。

「キャア!」と言わず「うわぁ!?」なのもそうです。「キャア!」とか「ひゃあ!」は現実でも言う人がいますが、あれらはある程度大人になって「女性的魅力を醸す立ち回り」を意識し出したことによる変化で、子供はあまり使いません。女子高生はその"どちらもいる"年齢だと思います。

ですので僕はアニメのあんずのことを、そういった表現の方向性を鑑みて「まだ女性として振る舞うことをあまり考えず、あくまでアイドル達の仲間として行動する1人の人間」として見ていました。

それが可愛いところでもあるのですが「逆ハーレムで良いねぇ!」みたいな感情は抱いたことがありません。彼女がそういうことを全く意識していないキャラとして見せられているからだと思います。

アプリだとミニイベとかで男の子達が割とグイグイ来るのでイメージが異なるのですが、アニメは乙女要素がアプリよりも薄めの作品だったので、作風に合うような調整が入っているという感じでしょうね。

スターライトフェスティバル

はつ様 あんスタのブログ、配信いつも興味深く見ております。 私がアニメから入った英智推しというのもあるのですが、前の配信や、ブログでお話しされていた英智についての考察が納得できる部分が多く、楽しかったです。 (特に英智は自己評価が低い、という部分、本当にそうだと思います。もとから低いのに、革命が拍車をかけた感じがします。) アニメスタフェス、fine、Knights、Valkyrieの話がぎゅっと詰め込まれているなと思いました。(それぞれ深い話があるので、掘り下げてほしかった、という気持ちもありますが…嵐ちゃんの過去や、しののんの思いなど) アニメで砂上の楼閣が流れた瞬間、私も興奮しました。 舞台では、砂上の楼閣は三人の最後のライブシーン(事故が起きた場面)で歌っていて、そのイメージがあったせいか、まさかスタフェスで聴けるなんて…!という感じでした。記事楽しみにしてます。 あんずさんについてまとめ、楽しみにしています。ちなみに小説版4巻の番外編で、転校前のあんずさんの描写があったのですが、結構衝撃的だったりします。 ここから質問です。英智にとって敬人はどういう存在だと思いますか。 そばにいたつむぎたちとの友情に気づけなかった彼ですが、敬人のことは利害関係なく信じています。 英智にとって敬人とつむぎの違いはなんだったのでしょうか。 考えていることがございましたら教えていただけると嬉しいです。 また一番好きなユニットはどこですか? 最後に来期ではないですが、アイドルつながりで、来年の春から「アイドリッシュセブン」の二期が始まります。あんスタとはまたちがった魅力のある作品なので、ぜひご覧ください。(一期は観ておくとわかりやすいです。) 大分脈絡のない長文になってしまいました。すみません…。

色々な要素がある楽しいメッセージなのですが、今回の記事では質問だけ抜きます!

英智と蓮巳について

アニメでは「エレメント」以降は言うほど関係性の描写がないので、前に少し記事に書いている以上の見解はあまりないのですが、あえて言うなら"時間の積み重ね"というのには物理的事情には超えられない価値があると思います。

大人になると完全に利害関係を含めない友人関係というのは築けなくなってしまいます。対して子供の頃からの友人は、価値観形成と関係ないところから始まった存在です。

今そいつが何をしているかもよく分からないし、全然考え方も生き方も違う。いわゆる"同志"ではないけれど、何故か"友達"ではある。そういう関係性は子供の頃からの友人以外で築くことができません。

アニメ内で語られた中だと斎宮と鬼龍がそれだと思っているのですが、英智と蓮巳もその範疇だと見ています。個人的に好きな関係性の1つなので、英智と蓮巳にも興味がありますね。

英智と蓮巳には、年月の積み重ねという絆があり、今は同志でもある。対してつむぎは同志であったものの、彼らの結び付きは志だけを拠り所にしてしまっていた。そこが2つの関係性の差ではないかなと。

一番好きなユニット

今の状態で"一番"というのはなかなか答え辛いですね…。積み重ねの多いTrickstar、曲の耳馴染みの良いValkyireはアプリをプレイする際にちょっと「おっ」と思うところがあります。ちなみにアプリで最初に貰える☆4は悩み抜いて斎宮宗にしました。

どのユニットにも惹きつけられるものはありますし、割と横並びです。アニメの感想も「なるべく平等に公平に」を意識して書いたので、印象もそれに依っている感じはあると思います。

ぜひ、はつさんから見た三毛縞斑の印象をきいてみたいです

分からない。
何も分からない。

だがそれが良い。見ていて退屈しないし自然と笑顔になれる。そんなところが好き。

はつさんに言いたいことがありま〜〜〜〜〜す!(エリート兼業Pです)感想を読んだ上でどうしても知ってほしいことがあります!アプリではスタフェスに紅月は参加しています。スタフェスは前半ユニット衣装・後半は専用衣装で競うことになっており、紅月の和風イメージは苦戦を強いられるかもしれない…といった内容が紅月以外のキャラの発言にあります。アニメをまとめる都合上とはいえ、サポート側に回った+神崎くんの描写はオリジナル展開で、正直なところアイドルとして扱われていないようでPとしてはとても苦しいです。アニスタ2話での観客といい、わりとアプリからの変更部分で良い印象がない上に神崎くんは感想にあった通りほとんど見せ場というものがありません。おそらくアニメでは紅月はこれといった活躍や1話まるっとメインにくることもなく、はつさんのようにアニメから入った人にとっては「fineの前に出てきた中ボス(悪役)」くらいの印象しか残らないのではないかと思っています…。アプリのイベントでは参加していたのにアニメでは不参加になっていた!というのは七夕でも起きているので、脚本の都合上とはいえ彼らが単独で活躍できるシーンがどこかにあればいいなと思っております。

質問ではないですが所見をば。

映像や舞台作品では「出番がないことによって印象的に見える」という見せ方も存在していて、「スターライトフェスティバル」の神崎は正にそれだったと思います。

初見である僕的には、刀を握り締める手元だけで不満げな神崎を演出してくれたことによって彼への興味が増しましたし、実質夢ノ咲学院の最終回であった「スタフェス」で"出演しなかった"紅月は逆に印象に残っています。

紅月は確かに中ボスのような出番がメインだったものの、キャラとしては皇帝であった英智と必ずしも価値観が一致していないことは語られていますし、全員があらゆる意味で仲間想いであるユニットであることは、アニメを通して見ていれば初見の人にも伝わっていると思います。

紅月は個人的には存在感が強いユニットだったと思っているし、神崎のことは「あの刀を握り締めて悔しそうにしていた意味」をどこかで知りたいなと思ってアプリを触っています。

「紅月は本当は出演していたんです」というメッセージは他にも届いていて、改変が紅月推しの人達にとって心苦しい結果だったのは想像に難くありません。それは初見の僕がどう思ったかとは全く別の問題です。

ですので「だから正解」と言い切るつもりはありませんが、少なくとも初見の1人である僕はそこまで彼らに悪い印象を持っていない(むしろ良い)ということは記しておきます。

スタフェス感想、読ませていただきました。 私も、原作のファンではありますが、『アニメあんさんぶるスターズ!の、最終決戦前の学院最後のエピソード』としては、そんなに悪くない作りだったと感じてたので、その事がしっかりと語られている内容でよかったです。 ところで質問です。 『伏線をでき得る限り拾い集めた上で、語り切れない部分で謎を残して原作や他の媒体への興味関心を植え付ける。』 作りであったと書かれていましたが、はつさんは実際このアニメを観て原作を読もうと言う気になっていますか? もっと言えば、実際に原作を読むつもりがおありでしょうか? 私はアニメを楽しんでいる側の原作ファンですが、ほんとうにこのアニメにそこまでの誘導ができているのか、疑問に感じています。

アニメからアプリを触っている人は多かれ少なかれいると思いますよ。僕も触っています。

正直、原作を知り尽くしている人が100%満足するアニメというのはどんな作品でも生み出すことはほぼ不可能なため、原作ファンという視点で「新規にとって優良な作品であるのか」を判断することは大変難しいと思います。これはこの質問を送ってくれた方への言葉ではなく、全ての人がそうであるというお話です。

僕も楽しみ方と時間のかけ方が普通とは言えない立場なため、僕が「大丈夫ですよ」と言うのもあまり説得力がありません。半年かけてあれだけ綿密に楽しんだ作品の原作に、全く興味が湧かなかったらその方が変な話です。

ただ、僕のところには「あなたと同じくアニメ初見で楽しんでいます」とか「アニメから入ってアプリのストーリーも全て読みました」というメッセージも幾つか来ています。

なので、アニメスタッフの仕込んだ誘導意図は絶対に存在していると思いますし、それに乗った人も絶対にいるということは間違いありません。よって確実なものとして「数は分からないが、無意味ではない」という回答をしておきます。

SS以降

23話前半の凛月と泉がJKにしか見えませんでした(笑)はつさんの目にどう映ったのか気になります…!

あれは全員ゆるふわ女子校生。

はじめまして!いつも記事を楽しく読ませていただいております。 当方あんスタのオタクではありますがローランでもありまして、はつさんのことは進跡のレビュー記事で知りました。 なので音楽的な部分についての考察もまた聞いてみたいなと思いまして……アニメが一段落しましたらぜひ、あんスタの音楽全般についての感想をお伺いしたいです。 先日「キセキの感想が知りたい」という質問が来ていたようでしたので便乗してリクエストさせていただきました。 なにぶん曲数が膨大なので恐れ多いお願いではありますが、ご負担にならない範囲でご検討いただけますと幸いです……!

いわゆる最古参さんからのメッセージ。とても感慨深いです。ありがとうございます。

アニメに登場した楽曲くらいは、いずれ語ってみたいな~と思っています。ただそれだけでも数が結構ある上に、まださほど聞き込んでいないので、今は「またどこかでやれたら…」くらいでお願いします!

こんにちは。キンプリ記事から知り、アニスタ記事も楽しく拝読しております。 アニスタ23話「努力」についてですが、アプリでは「SS努力○話」と構成されておりその中には今回の真、真緒、瀬名、凛月パートと渉、北斗パートの他にも千秋、スバルパートもありました。尺の問題か24話に詰め込まれるか(後者は恐らく無いと思いますが…)千秋スバルパートはカットされてしまいましたが、スバルだけ先輩とのやり取りがない点に関してどう思われますか? スバルは「SS努力」内で「子供の成長を喜んでよ、父さん」と千秋を父のように慕うセリフを言っています。他のイベントストーリーでも似たようなことを言っています。おそらく、Twitterなどで検索をかければスクショがあがっていると思うので詳細は省きますが、23話ではトリスタの中でスバルだけが孤独である構図になっているのがわかります。 最後に犯罪者(の息子)という扱いを受けたスバルがひとりぼっちであること、簡単に言えば不幸であることを強く印象づけるためでしょうか?それともDDDの解散を思い出させるためでしょうか? はつさんは、先輩(留年含む)が後輩を支える場面にスバルだけがいなかったことについてどう感じられたか教えていただきたいです。

おっしゃる通り、スバルの孤独を強調する意味が強かったと思います。

「努力」の幕引きは今までの展開からするとかなり痛烈なものでしたので、上げて上げて落とす…という流れにするとアニメ的に見ていてしんどいものになりすぎた気がします。

それを回避するために「これからスバルの身に何かが起きそう」という視聴者への心構えを作るための布石を打っておく必要があったと思いますし、それを考慮した演出だったのではないかなと。

あんスタは露悪的に振る舞う子が多い中で善良性をアニメ勢が感じ取ってくれたという事実に涙が止まらない

悪い人がいない作品であることは見ていれば分かる!

「価値観が違う」ことは時として悪意に見えますが、見る方向が変われば善意になる。『あんさんぶるスターズ!』は、そういう多面性を重要視した作品であると思っています。

日日日は「幼いころから実家の八百屋さんを手伝ってる」ぐらいの感じで書いてます、民間軍事会社。普通普通(?)。 と茨の過去について日日日先生は仰っていました。日日日好きからすると「ああ、また日日日の悪いとこでたなぁ、女性向け作品では自重すればいいのに」という目で見てます。いつものことです

どこかの『KING OF PRISM』界隈で聞いたことがあるようなノリ。たいていの場合、悪いところ=良いところなのでセーフ。

以前生放送で影片があんスタの中で一番ヤバいと仰っていましたが、これでも一応原作からヤバい所をほとんど隠されていてかなり穏やかな表現に変更されたはずなのですが、それでもなお一番ヤバい男扱いされている影片に笑ってしまいました。 そのことに関しての質問なのですが最終話までご覧になって改めて一番ヤバい奴だなと思うのは誰ですか? 最後に、毎週記事の更新を楽しみにしていました!半年間ありがとうございました!!

「ヤバい奴」というのも色んな見方がありますので、単純にコイツ!といは言いにくいところがありますね。

前に影片をヤバいと言ったのは、自分の優先順位が著しく低いことに対する所感です。人間何だかんだ言って自分が一番大切なのが自然、誰かを狂信する人も「救われたい」という欲求を持っているものですが、アニメでの影片はそういう欲求すらないように見えているんですよね。

そこまで他人に傾倒できるというのは人間としては正常ではないし、そういう意味では今でも一番ヤバいなと思っています。彼の発言や行動、人間性が"悪い"という意味のヤバいではないですね。

後半に登場したキャラは全体的にぶっ飛んでいたのですが、単に「ヤバい」という言葉が似合いそうなのはやはり凪砂とか斑なイメージ。"変人"という括りを含むなら、半分以上はそうじゃないでしょうか。

はつさん。半年間あんスタの感想おつかれさまでした。毎週楽しみに拝見させていただいておりました。 私は月永レオ様最推しのKnightsPなのですが、SSのステージ上のトリスタを眺めるレオと嵐ちゃんの様子から、二人にも色々あったのだろうと推測されていて、鋭いなあ、と唸りました。おっしゃる通り、それぞれ色々あります。 アニスタを最終回まで観たことで、ミリシラからセンチシラになったはつさんに質問です。 各ユニットごとの一番好きなキャラはだれですか? ユニットごとで一番好きなキャラを答えると、その人の趣味がわかるというタグ遊びがあるのですが、よろしければ教えていただけたらなあと思います。 また、一番好きなユニットも教えていただければうれしいです。 アニスタは終わってしまいましたが、スタライやスタステなど、あんスタはライブも本当にすごいので、よかったら観てみてください。 それでは、長文失礼しました。
よろしければ、それぞれのユニットごとに、はつさんの一番好きなキャラを教えてくださいー。MaMだけは斑しかいないんですけど

Trickstar→北斗 UNDEAD→朔間
Knights→瀬名 流星隊→千秋
Ra*bits→保留 2wink→保留
紅月→鬼龍 fine→英智
Valkyrie→斎宮 Switch→つむぎ
MaM→分からない Eden→日和

アニメの活躍の多かったメンバーにどうしても偏りますが、今はこんな感じですかね。選ばなかったキャラにも好きなメンバーはもちろんいます。

Ra*bitsと2winkはアニメでは1番を決めるほど各キャラのパーソナリティが見えていないので保留にしました。MaMはズルなので言ってあげない。斑は好きなタイプのキャラです。

あんスタ最終話感想、引き込まれて一気に読んでしまいました!よい読み物をありがとうございました。 泉と凛月の謎マウントについての感想が気になります(笑)

記事は完全にスバルの激重エピソードに振り切った内容で執筆しましたので、急に彼氏自慢を始める女子校生のゆるふわトークは悩み抜いて切りました。

ただどうしてもあのSSはスバルに目が行きがちな内容なのですが、Trickstarの面々は等しくステージに上がっているアイドルです。窮地に立たされたスバルはもちろんとして、他のメンバーを推したり一番に応援する人達がいるのも当たり前です。

結果的に、彼らはその代表者のような立ち回りにはなっていたのかなとは思います。結果的に。

あんスタの登場人物(特にTrickstarとEden)についてどのような印象を持ったのかブログで記事にして欲しいです!

今までの記事が"それ"なので勘弁してください!(土下座)

最近は(今後に備えて)粛々とアプリのランク上げに勤しんでいますので、また原作をプレイした感想なども記事にして行けたらと思っています。そうやって継続して行くことをもって、この要望への回答とさせて頂きます。お楽しみに…!

プリリズもあんスタも大人の事情に振り回される子供たちが間違ったりぶつかったり色々あってそれでも強く愛を持ってキラキラ輝いて成長していくのでなんというか泣けてくるし応援したくなってしまう。両方大好きです。

2つの作品に共通していることは、一度は絶望の淵に立たされて心が折れるほどの経験に苛まれながらも、絶対にめげることなく立ち向かい続ける彼らの姿だと思います。

そしてその傍には必ず仲間達がいる。独りでは決して乗り越えられない困難を皆で乗り越えて行くから、それぞれが同じようで全く異なった素晴らしい輝きを放つことができるのです。その全てが尊く美しいものです。

そこに至るまでの過程を見るのは酷く辛いことですが、それを一緒に乗り越えて行っている実感があるからこそ、我々は彼らの物語に引き込まれるのではないでしょうか。

どちらも闇が深い物語ではあるものの、最後にはちゃんと光が待っています。そして光は闇と対比されることで、その美しさを何倍も強く感じさせてくれます。

それを見せてくれるコンテンツは愛されて然るべき。それを長期間かけて体現してきた菱田正和監督が、今回『あんさんぶるスターズ!』の監督を担当したのは1つの運命だったと言って過言ではありません。

先日の3Dライブのタイトルが「Prism Star」だったらしいことも、決して偶然ではないはず。2つの物語に架かった虹の架け橋が、今後とも大きく拡がっていってくれると嬉しいです。

プリズムの煌めきはいつもそばに。
今後とも『あんスタ』の世界をマイペースに楽しんで行きたいと思います。良かったら『KING OF PRISM』も見てください。

おわりに

これでアニメ放送中に来た質問には全て答えました。
その後の質問も頂いているのでそちらもどこかで回答したいと思いますが、一旦『アニスタ』関連の僕の記事はこれにて終了です。

アニメ以外のコンテンツについても、少しずつ皆さんと共有して行きたいと思っています。アプリの新展開に合わせて復刻ストーリーもガンガン公開されるようですし、その辺りを押さえながらのんびり楽しんで行けたら嬉しいです。

番外編まで含めて、長い間お付き合いありがとうございました!また何かしらの記事や放送でお会い致しましょう!

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はつ

『超感想エンタミア』運営者。男性。美少女よりイケメンを好み、最近は主に女性向け作品の感想執筆を行っている。キャラの心情読解を得意とし、1人1人に公平に寄り添った感想で人気を博す。その熱量は初見やアニメオリジナル作品においても発揮され、某アニメでは監督から感謝のツイートを受け取ったことも。

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