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【超感想】『リングフィット(RFA)』(腕技まとめ)肩こり改善!重い物も楽チン!日常生活を変える運動

2020年10月10日

 

『リングフィット アドベンチャー』歴6ヶ月(2020年10月現在)のライター はつがお送りする技感想シリーズ。

実際にプレイしてみてどのように効くのか、何を意識して行っているのかを面白おかしく記事にして参ります。

今回は腕技!
引き締まった肉体にはやはり筋骨隆々の腕がセットであってほしいもの。6packに細腕ではアンバランスです。

『リングフィット』はリングコンというオリジナル器具を使用する都合上、腕を鍛える機会には事欠かないゲーム。腕技は高負荷なものが揃っています。

鍛えれば重い物を持ったり固い蓋を開けたりが楽チンに。日常生活にも直結するメリットが数多く存在するのが腕の筋肉です。

実際に僕も買い物で"成長"を実感中。
そんな自分に貢献してくれた技たちを見て行きましょう。

※この記事はプレイ日記です。
性質上、使用率の低い一部の技及び回復技は紹介しておりません。

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ウシロプッシュ

腕の初期技にして基本技「ウシロプッシュ」。
リングコンを首の後ろに持って行き、そのまま強く押すだけのシンプルなトレーニング。

主に腕の外側の筋肉(上腕三頭筋)に強い負荷がかかる運動で、全体的なシルエットを綺麗にしてくれる効果があります。日常生活で活用することが多いのは内側(上腕二頭筋)なので、あえて筋トレを行うならまずはここからという感じ。

他の技に比べると力が入りやすく、負担が局所的にかかることもあってかなり楽に感じます。ステージギミックにも採用されており、序盤から終盤まで行う機会が多い筋トレではないでしょうか。

腕の筋トレは負担が腕周りで完結する技が多く、プレイしてもあまり身体自体が疲れません。他の技との兼ね合いで、体力回復を意識して放つことも多いです。

その分、腕周りだけがひたすらに疲労して行く感覚に襲われることに。「筋肉を鍛えた!」という達成感は、意外と腕技によって得られる側面も大きいと思います。

バンザイプッシュ

リングコンを頭上に掲げて強く押す技「バンザイプッシュ」。
ウシロプッシュとやっていることはほとんど同じで、ただリングコンの位置が違うだけ。しかしその小さな違いが、トレーニングにおいては非常に大きな差となって身体に襲いかかります。

そもそも「リングコンを頭上に掲げたままキープする」という行動自体が腕の筋肉に大きな負荷をかける行為です。バンザイしたまま1分キープするだけでも、だんだんと腕が辛くなってくるのは当たり前ですよね。

その状態から上腕二頭筋を使ってリングコンを押すことになるので、腕全体にかかる負担はウシロプッシュの比にならないほど強烈。

バンザイプッシュが腕技の王と言っても過言ではない、シンプルイズベストなトレーニングです。

単体攻撃の中では威力が高めに設定されていて、威力重視・攻略重視の場合はこの技にとにかくお世話になります。腕もしっかりと痛めつけられるので、日々その成長を実感できることでしょう。

腕だけでなく胸筋の上部にもそこそこ負荷がかかるため、バストアップを目指す方にもオススメの運動。とりあえず腕技で迷ったらこれをセットしておけば総合的に手堅い。そんな技の1つです。

サゲテプッシュ

今度はリングコンを下腹部に配置して強く押す運動「サゲテプッシュ」。腕技らしく何かと「強く押す運動」が多いのはご愛敬です。

腕が最もフラットな位置にあるため、ウシロプッシュやバンザイプッシュに比べると腕自体にかかる負担はかなり控えめ。バンザイプッシュの後にサゲテプッシュを行うと、腕にかかる負荷の違いに驚かされるはずです。

この技の真骨頂は腕ではなく胸。
腕技は胸筋を鍛えることもセットで考えられていますが、このサゲテプッシュは中でも胸筋をメインに鍛えることができるトレーニングの1つです。

前2つが胸筋を外側に開いた状態でプッシュするのと異なり、サゲテプッシュは胸筋を内に内にすぼめていく運動になっています。胸筋に対する圧迫感は腕技の中でも随一で、しっかりと弾力のある胸筋を手に入れたい方は、この技を多用するのがオススメです。

同じ腕技の中でもかかる負担が異なっているタイプの運動なので、複数の腕技をプレイしたい場面でも重宝します。同じ「プッシュ」とつく技なのに、配置が変わるだけで全く違った部位の筋トレになる。人間の身体の面白さを感じさせてくれます。

惜しむらくは高威力の発展技の入手時期が遅く、後半にかけては使い辛い技になってしまうこと。腕技の中では数少ない範囲技でもあり、ゲームプレイを優先すると途中からあまり行えなくなってしまうのはもったいないところ。

そういう時はバンザイプッシュの一部をサゲテプッシュに置換するのもテクニックです。

実はバンザイプッシュ、リングコンの位置は攻撃の判定に関与しない仕様になっているため、バンザイプッシュを選んでサゲテプッシュを行っても技はしっかりと決まります。逆も同様に活用可能です。

基本的には技の指示を無視したプレイは「やる意味がない」ので推奨されませんが、やる以上はできるだけ満遍なく筋肉を育ててあげたいところ。

「今日はもうバンザイプッシュはやり切った!」という場合は、臨機応変に筋トレの内容をアレンジしてあげても良いかもしれませんね。

リングアロー

押してばかりだった腕技にも、いよいよ引く技が登場です。押してばかりではなく、引くことも時には重要なのです。

この「リングアロー」はリングコンを縦持ちし、持ち手と引き手の肘が肩と一直線になるようにキープ。その状態でリングコンを強く引っ張ることで技が成立します。

口で説明しても分かり辛いですし、実際にプレイ画像や映像を見ても「なんか大したことなさそうだな」と思うことでしょう。僕も自分で行う前にはそう思っていました。

ですが実際にプレイしてみると話は別。まず『リングフィット』で使用するリングコンは大変に弾力性が強い製品なので、引っ張ることは押し込む以上に力を使います。そして「肘と肩を一直線にキープする」ことが、思いの外に体力を使う運動だと気付かされるのです。

これを両腕に対して交互に同回数行うまでが1セット。引っ張る時に背筋にもかなり負荷がかかることもあり、腕運動の中でも実はトップクラスに広範囲の筋肉に疲労が溜まる運動です。そのためか、貴重な全体攻撃の1つにカテゴライズされています。

負荷を上げれば上げるほどキープするのはしんどくなって行き、「うー!…ウウッー!!」と声を上げながら1回1回を全力でトライする羽目に。名前の通り敵に弓を放っているかのような錯覚に陥り、技の終盤は「くたばれ!!!!!!」とデカい声で叫んでしまうことも少なくありません。

ただしプッシュ系の技とは動きの方向性が違うので、何となくやっていて楽しい技であるのも事実。腕技の全体攻撃がリングアローだったことは、プレイするモチベーションにもなっているように思います。個人的には割と好きな技の1つです。

トライセプス

膝に手をついて、逆の手に持ったリングコンが膝と一直線になるまで引き上げる運動「トライセプス」。肘は固定したまま下半分(前腕)を約90度ほど持ち上げるのがポイントです。

筋肉や筋がピーンと張る感覚を味わうことができ、筋トレと同時にストレッチ的な気持ち良さも楽しめるのが心地良い技。適度にかかる負荷もちゃんと実感できる腕技のオアシス。それがこのトライセプス。

腕技の中ではプレイしていて圧倒的に楽しく、序盤~中盤にかけてはとてもお世話になりました。上腕二頭筋を鍛えている実感もさることながら、とにかく腕が気持ちいい。

なんかよく分からないポーズを取らされるのも相まって、他と比べて特別な技に挑んでいる気分にもなります。

腕技はどうしても動きがシンプルな技が多いので、こういう技が採用されていることでマンネリを防ぐことができているように思います。

全体的にかかる負担としてはリングアローの方が上に感じられますが、「腕を中心的に鍛えたいけどプッシュ系の技はもう疲れた」という時には重宝します。慣れてくると、リングコンを投げてヒョイと持ち替えるのも楽しい(自己満足)

アームツイスト

リングコンを片手に持ち、両手でバンザイをして手首から上腕にかけてを180度ひねる。そしてそれを戻す。これをリズミカルに繰り返すトレーニングが「アームツイスト」。

腕技で数少ないアイソメトリックス(キープ運動)がない運動で、テンポよく同じ動きを連続させる技はこれが唯一となっています。

なおかつ前腕の筋肉を集中的に鍛えることができる珍しい技でもあり、他の技とは明確に差別化されている特殊な存在。

ゲームとして見るとめちゃくちゃ気楽に使える良技ですが、だからなのか扱いにくい単体攻撃。ウシロプッシュやバンザイプッシュの優先度が高いこともあり、あまり有効に使うことができません。習得時期もかなり微妙で、下位互換技になりがちなのが残念。

逆に他の技と使う筋肉が異なっていることを活かし、腕技を中心としたステージやミッションでは箸休め的に使用できる使い勝手の良い技に。使いどころを選んでいくことで、その存在を活かし切れる技になっています。

他の技同様、バンザイをキープしているだけでもそこそこに疲れます。とは言ってもそこから激しい運動を重ねるわけではないので比較的には楽。

前腕を中心に鍛えたい事情がある場合などは積極的に採用して行くのがオススメ。ゲーム的にも筋トレ的にも、状況を見て有効に使って行きたい筋トレです。

余談ですが、リングコンを持っている腕の方が確実に高負荷を受けるのに、何故か1セット内でその持ち替えが発生しない珍しい技でもあります。

同じセット内に自分でリングコンを持ち替えるか、2回目は持ち手を入れ替えるなどの工夫が推奨されます。

グルグルアーム

腕技の2つある全体攻撃の1つ「グルグルアーム」。
頭上にリングコンを持ち上げ、円を描くようにそれを回し続ける運動。

筋トレとしてかかる負荷は並み以下ですが、この技はとにかく肩周りにガッツリ効いてくるのがポイント。腕を空中で回す時に肩を使わざるを得ないからです。

日本人の生活習慣病の一種とも言うべき肩こり。
多くの人にとって『リングフィット』をやることで改善したいものの1つに挙げられるのではないでしょうか。だからこその「全体攻撃」だと思われます。

肩こりが酷い人ほどこれをプレイすると肩周りから「ゴリゴリ…ゴリッ…ゴリゴリ…」というあまり気持ちの良くなさそうな音が鳴るのを実感できるはずです。故にとても健康に良い!!

腕技は総合して肩こりに効くものも多いですが、ここまで確実に「あぁ肩…」となるのはこの技くらい。筋トレとしては上腕二頭筋を中心に緩やかな負荷が。他の技との併用もしやすく使いやすい。最高の運動ですね。

ただし、この技ばかり撃っていても筋トレ的な価値が薄めなのは難点となり得ます。この技以外にも何か高負荷がかかる腕技を選んで採用した方が、全身をくまなく強化する意味ではバランスが良いでしょう。

肩こりがきつい時はグルグルアームを優先し、腕をしっかり鍛えたい場合はリングアローで全体攻撃を行うなどで使い分けることが可能。

全体攻撃は同レベルであれば威力に凄まじい違いがあるわけではないので、自分の体質や目的にあった技を選んでも攻略に大きな影響はありません。使いやすいグルグルアームは色んな意味でプレイヤーの味方になってくれると思います。

おわりに

腕技は『リングフィット』では最も技の種類が少ないカテゴリーです。

これは脚や腹の運動にも「腕で身体を支える」「腕を頭上に上げる」といった動きが採用されていることが多く、他の部位を鍛えるのと同時に負荷をかけることができる筋肉だからだと思われます。

その他ステージの道中でもリングコンの押し引きは頻繁に行うことになりますから、プレイしていればある程度は自ずと強化されるのが腕周りだと言えるでしょう。

技のセット数の関係で均等に技を使えない場面では、他の技よりも数を絞ってしまっても問題ありません。特に「腕周りが太くなるのはちょっと…」とお考えの方は、積極的に撃つ必要はないかもしれません。

しかし腕技を強制されるイベントやステージもあることで、全く普段から活用しないとゲームプレイに支障が出てしまいます。全身のバランスを考えても、不採用でのプレイは好ましくないでしょう。

何事もやりすぎ、やらなさすぎは良くありません。自分のプレイする目的を考えて、適切に腕のトレーニングを行いましょう。日々の生活がレベルアップすること間違いなしです。

運動した後はタンパク質の補給が大事。プロテインを飲むとより生活のクオリティアップ。他のカテゴリーの記事もよろしくお願いします。それでは。

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はつ

『超感想エンタミア』運営者。男性。美少女よりイケメンを好み、最近は主に女性向け作品の感想執筆を行っている。キャラの心情読解を得意とし、1人1人に公平に寄り添った感想で人気を博す。その熱量は初見やアニメオリジナル作品においても発揮され、某アニメでは監督から感謝のツイートを受け取ったことも。

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