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【キンプリ】プリズムショーベスト10の内訳を本気で予想&解説してみた(中間発表前)

2019年10月16日

引用元:https://kinpri-allstars.com/

発表されました『KING OF PRISM ALL STARS -プリズムショー☆ベストテン-』!

ラインナップされた29のプリズムショーの中から、ファン投票によるベスト10を決めるこの企画。そして待望と言えるであろう、プリズムショーだけをまとめて見られる総集映像作品の誕生です!

しかし全てのプリズムショーは等しく素晴らしいもの。その中で敢えてマイベストを決め、その順位を競うというのは、楽しくも辛い内容とも言えるでしょう。

ですが、僕は『プリティーリズムシリーズ』の同コンセプト作品も観たことがありますが、そちらは限られた尺の中で可能な限り全てのショーにスポットを当ててくれる内容。ランク外作品を蔑ろにするものではありませんでした。今回もそうなるだろうと思っています。

だからこそ今回も企画の範囲でしっかり楽しませて頂きたい!そしてランキング系の作品に際して、投票期間中の最大の楽しみの1つはやっぱり予想!

というわけでこの記事は、僕が独断と偏見でベスト10選ばれるであろうプリズムショーを10位から順番に紹介。その理由を解説して行きます!

どうか一意見としてお楽しみ頂ければ幸いです!

選考基準

ベスト10選出に対し「俺が好きだから」という理由は極力少なくし、多くの方に納得頂けるパブリックな予想をしたいと思っています。

なので、僕がどういう見方で順位付けを行っていくかの大まかな基準を列記しておきます。ご留意の上、予想ランキングをご覧下さい。

1.キャラクター人気

まず当たり前のこちら。
『プリティーリズムシリーズ』よりも推しキャラの観念が強い『キンプリ』では、キャラ人気がまず順位に直結するだろうと考えられます。

ですので最も有力なマンパワーとして、こちらの要素を順位に取り入れて行きたいと思っています。

2.ストーリーでの位置付け

個別のキャラが輝くのではなく、物語のパーツとして映えるプリズムショー(主に映画2作品のもの)は、それだけで一定の支持を集めると思われます。

『キンプリ』の場合キャラ人気に勝るものではないと思いますが、「推しではないがショーはこれが一番好き」という票を一定数獲得できるのは、やはり大きなアドバンテージであると予想しています。

3.キャラ別で行ったショーの回数

これが最大の問題。
『プリリズ』と違い『キンプリ』は29のプリズムショーの中で、それぞれのキャラが行っているプリズムショーの回数にかなり差があります。

そしてキャラ人気がランキングに直結するであろう都合上、複数のショーを行ったキャラはファンの中で票の分散が発生する可能性が高いはずです。

よって基本的に「ショーの少ないキャラの方がランキングでは有利である」と仮定し、順位付けを行いました。

この3番が人気キャラが必ずしも上位になるわけではないというイレギュラー要素に繋がっているので、主に5~10位辺りは想像だにしない波乱が待っていると僕は思っています。

4.マイベストにしか票を入れられない

今回の投票システムはマイベストの1つにしか票を入れることができない仕組みです。

よって、皆に愛されていて2位や3位に選ばれるショーは、あまり多くの票を獲得することができないということ。

29の中で1番に選ばれないと票が入らないというのはなかなかに手厳しい。つまり局所的に飛び抜けて心を動かされるショーは、それだけで有利な環境にあると言えると思われます。

予想ベスト10

では、上記の基準を踏まえた予想ランキングを発表して行きます。

10位から順番に、しっかり理由付きで書いて行きますのでお楽しみ下さい!

10位 虹色CROWN(PtH ver.)/Over The Rainbow

オバレの楽曲がベスト10に入っているかは、今回のランキングで最も難しい点の1だと思います。

ヒロとカヅキに関してはソロショーに票が集まる可能性が高く、オバレのショーへの投票率は控えめだろうと予想。対してコウジ推しの方はオバレのショーに入れるのが基本になるはず(EZ DOとクレゴナにコウジ部分が含まれるのか謎)

更にオバレ推しという方々の存在を考えると、票獲得の間口は広く高い支持を集めるとは思います。しかしオバレのショーは「athletic core」とこの「虹色CROWN」で票分散が発生すると考えられ、上位へのランクインは難しいと考えました。

原点となる「athletic core」と『キンプラ』時点の完全な到達点だった「虹色CROWN」のストーリー的な立ち位置を考えた時、こちらが微有利ではないかと思い、10位に選出しました。

9位 FREEDOM -THUNDER STORM ver.-/仁科カヅキ

全てのプリズムショーはフリーダムである!
『キンプラ』で会場を沸かせたあの「FREEDOM」を敢えてこの順位に。

非常に人気の高いプリズムショーだとは思いますが、カヅキは登場している全キャラでプリズムショーの回数が最多であり、そのどれもが演出的に優れた内容であることから、ファンの間で票分散が激しいのではないかと想像しています。

最も盛り上がるソロショーは集中的に票は集める上、ストーリー面からの投票もあるとは思いながらも、獲得投票数は上位に食い込むほどではないだろうと予想。

ランク付けとしては9位に落ち着けました。
でも「俺達ストリート系のショーは数字なんかじゃ表せない!そうだろ!」とも思います。

8位 Twinkle Twinkle/西園寺レオ

私は自分らしく生きて行きたい!
『プリティーシリーズ』全体が持つ根源的テーマを体現したレオのショーをベスト10に持ってきました。

あらゆる観点から"オタクの心に刺さる"ショーを展開し、彼のショーが圧倒的マイベストであると考える往年のファンも少なくないだろう内容。一点突破な人気を醸すショーが、このランキングでは強いと考えています。

キャラ人気は最有力株というわけではないはずなものの、ショーの少なさから票の集中は確実視されるため、票を集めやすいのも追い風に。

上記の観点からファン層を考慮した結果、この順位辺りが収まりが良いだろうと判断しました。

7位 Shiny Stellar/涼野ユウ

I am Zeus!!
『レインボーライブ』からの繋がりを感じさせる圧倒的な演出が光ったユウのプリズムショーをここへ。

原作から全てを知っているファンであれば、涙なしでは見られない最高のプリズムショーであり『スッスッス』一押しの内容であると考える方もかなり多いはず。

ユウくんは最人気キャラの1人というわけではないと思っていますが、それでもショーはユウくんを推すという方がいてもおかしくありません。

行ったショーの数も少ないのでファンからの投票はほぼ集中すると考えられ、かなり多くの票を集めることができると予想。

対して『キンプリシリーズ』のみを見ている方には滅茶苦茶響く内容ではないことを考慮し、(サントラ購入者はディープなファンばかりだと思いながらも)今回は7位に据えさせてもらいました。

6位 EZ DO DANCE -THUNDER STORM ver.-/大和アレクサンダーVS香賀美タイガ

うるせぇー!!
ストリート系の最強(最恐)バトルを第7位に。

アレクとタイガは双方新入生キャラでありながら、映画時点からショーを行っているスタァ。そしてキャラ人気もそれだけ高い2人です。

しかしながらバトル&ソロショーのどれもが甲乙付け難い優れた内容で、最も票分散が起こりやすい2人でもあると考えています。

これらを考慮すると、アレクとタイガが同程度に活躍し尺的にも長く熱い戦いを見せた『キンプラ』 の「EZ DO DANCE」が、彼らの関連ショーで最も多くの票を集めるのではないかと考えました。

さらにEZ DO DANCEのバトルがやっぱり好きである」というファンも一定数いると考えると、ストーリー的な票獲得も見込めるショーなのでこの位置付けに。

なので今回の予想では他のタイガとアレクのショーは選出外としましたが、この2人については「はっきり言って読めない」というのが正直な感想。

ストリート系として、このランキングでも波乱の中心となるのは間違いないでしょう。

5位 ナナイロノチカイ!-Brilliant oath-/エーデルローズ Seven Stars

僕は誓う!!
優勝候補の1つとも考えられる『スッスッス』のクライマックスを飾った感動の1曲を、今回の予想では5位に留めてみました。

今回の投票では、最推しが活躍したショーに投票する人が多いであろうことから「ナナイロノチカイ!」は2位や3位に名前が挙がることが多く、1位として投票されることがあまりないのではないかと思っています。

しかしながら箱推しの方からの投票や全てのキャラから「誓いの言葉」票を得られる可能性があること、ストーリー的に現在の到達点で物語の最後を飾ったショーであることから、最も幅広く票を集められるショーであるのは間違いありません。

それらを多角的に捉えて考えた結果、ランクインはするもののベスト3には入らないのではないかと思いこの順位に収めました。

4位 百花繚乱/太刀花ユキノジョウ

私は生きる!
『スッスッス』の2話でいち早く覚悟のプリズムショーを魅せ、観客の心を鷲掴みにしたユキノジョウのショーをこの位置に。

最後まで見て「結局ユキ様が最高だった」との呼び声も高い、"人生"をも感じさせる彼のショー。我々に残してくれた感動の大きさは計り知れないし、このショーを見て『スッスッス』への期待感情が爆発した人も少なくないはず。

キャラ人気も高く、ソロショーへの票集中も間違いない立ち位置。
『スッスッス』全体で見ても取り分け優れていて完結したストーリーに先鋒を飾った印象度、シリーズの知識なしで誰が見ても感動できる圧巻の内容であることから、彼のショーを4位に選びました。

ではいよいよベスト3に参りましょう!

3位 Orange Flamingo/十王院カケル

翔んでみせる!!
十王院カケル 愛と共に翔る。ベスト3に彼のショーを選びました。

正にKING OF PRISM』の表面的な強みを全面に体現したパワフルで元気の出るプリズムショーで、ただただ感じるままに魅了された方も多いはず。

その底抜けの明るさだけでマイベストに選出する方も一定数いる内容だったと言えるでしょう。

プリズムシャワー上映会に参加した猛者は間違いなくこのショーの真髄を味わっているのも大きい。投票券の入っているサントラ購入者のファン層を考えると、多方面からディープな票を獲得できるはず。

もちろん最人気格のキャラクターでありながら、最少数のショーのみを持つという最大の強みを忘れてはいけない。これらを加味して3位の予想です!

2位 プラトニックソード/一条シン・シャイン

おぞましくも美しい"あのプリズムショー"を堂々の2位に。

このショーを選出した理由は圧倒的なストーリー立ち位置。
「もうプラトニックソードのことしか考えられない」など悲痛な声を漏らすファンを続出させ、DLランキングでは「ナナイロノチカイ!」を上回る圧倒的な数字を記録するなど、奇しくも『スッスッス』を語る上で外せない存在となりました。

一条シンくんのファン投票を得られるかは微妙なラインではありますが、票分散のリスクを抱えているキャラは彼だけではありません。そのことから著しく不利目を引くことはないだろうと考え、上記のアドバンテージを強く見ての選出。

またサントラ購入の目的を「シン&シャインのプラトニックソードを聴きたい」に据えている方はかなり多いと考えられ、必然的にこの曲は投票されやすい環境の中にあります。確定的な支持者を得られているのも有利です。

以上のことから限りなく優勝に近い存在であると位置付けた上で、2位に落とし込むことにしました。

1位 pride -KING OF PRISM ver.-/速水ヒロ

皆の心を最も輝かせることができるのは…俺だッ!

王位戴冠 The King of Prism!
現プリズムキングである速水ヒロのprideを賭けたプリズムショーを何だかんだ言って1位に持ってきました。

『スッスッス』が完結した今でも「黄薔薇」と称される速水ヒロ推しの勢力は大きいものであると仮定。また、ヒロは多くのショーを有しているとは言え、感情的に「これに入れる他ないだろう」と考えるファンが多いと考えられ、キャラ人気の恩恵を最も強く受けるショーであると想像しています。

またストーリー的な位置付けや、到達点に至ったヒロの活躍、「キング」という分かりやすくも確実な記号を与えられていることよりしました。

しかしヒロは最新作での目立った活躍がないこと、投票はあくまで『スッスッス』のサントラ購入者によって行われることから完全有利な立場ではなく、2位以下に甘んじる可能性は決して低くないと思っています。

なのでこれは僕がヒロ推しであることから「1位になってくれ」という期待を込めての予想…と思ってもらって構いません。

ここだけはかなり贔屓目入っていますが、それでもやっぱり1位であるところが見たい…!勝者であり勇者な姿を今一度魅せてくれ速水ヒロ…!

おわりに

以上が僕の考えるプリズムショーベスト10(予想)になります。

ぶっちゃけ自信はないです。
特にシンルヰの人気が『スッスッス』を終えたことでどうなったのかの見当が全くついておらず、彼らがどの程度ランキングに入ってくるかが未知数。今回は選出していませんが、上位ランクインの可能性も十分あると思っています。

一応理由としては、シンの「Over The Sunshine!」は同曲での票分散を加味、ルヰについても現在のキャラの位置付け的に1つのショーに投票を絞りにくいことから選出外となっています。クレゴナのランクインはあるかなと思っていますが、票集中するかは微妙なライン。

僕のこの予想の感情的な部分を客観的に挙げると「今でも何だかんだオバレの支持率は高いのではないか」という前提で書かれていると言えます。でもこれも実際そんなことはないのかもしれないし、そうなると少なくとも6位~10位の内容は全然違ったものになるでしょう。

その他のショーは2位や3位には入ってくるものの1位にはなり辛いと考えてこの予想になっています(個人的にはスススの中ではミナトのショーが好きだが、どうしてもヒロに入れてしまった)

こうやって考えてみると、本当に『キンプリ』のベスト10選出を予想するのは難しいのが分かりました。

特に票分散するキャラとしないキャラがいるというのは物凄いポイントで、今まで活躍の機会が多かった人気キャラほど不利というのが駆け引きの幅を広げています。ある意味で平等と言えるのかもしれません。その辺り考慮して、投票先を選ぶのも一興ですね。

僕なりにかなり一生懸命考えて選んでみました。
もし良かったら、皆さんも予想を並べてみてください。きっと十人十色で面白いと思いますので。

お読み頂きありがとうございました。

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はつ

『超感想エンタミア』運営者。男性。美少女よりイケメンを好み、最近は主に女性向け作品の感想執筆を行っている。キャラの心情読解を得意とし、1人1人に公平に寄り添った感想で人気を博す。その熱量は初見やアニメオリジナル作品においても発揮され、某アニメでは監督から感謝のツイートを受け取ったことも。

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