
引用元:『あんさんぶるスターズ!』キービジュアル
皆さんこんにちは。
この記事群は『KING OF PRISM』から監督繋がりでやってきた筆者ことはつが、TVアニメ『あんさんぶるスターズ!』で感じたことをできる限り分かりやすく、熱く書き下ろした半年間の軌跡です。
週ごとに増していく理解度と熱量、それに伴って増え続ける文字数は、最終的に一話で2万字に達するほどに。
Twitterなど一部界隈で注目された感想記事は、全話で20万文字以上とちょっとした書籍規模の読み物となりました。
アニメの『あんスタ』から分かること、伝わることでこの作品を全力で楽しむとこうなる…というものを感じて頂けたら嬉しいです。
それでは全話まとめに移って参りましょう。
第1クール
1話~6話
7話~12話
総括
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キンプリオタクの『あんスタ』ミリしら感想 総集編 1クール目総括 作品の魅力とアニメの構成について
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第2クール
13話~18話
19話~最終話
番外編
アプリ編
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キンプリオタクの『あんスタ』ミリしら感想 アプリ編まとめ ブックマークなどはこちらが便利
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あとがき的なもの
僕のTVアニメ『あんさんぶるスターズ!』の全話感想にお付き合い頂いた方々、本当にありがとうございました。「待ってくれている人達がいる」というのが毎週の励みになり、何とか完走することができたと思います。
今年の春、大好きな『KING OF PRISM』シリーズの感想記事で一定の支持を集めた僕は、ひょんなことから「次は全く知らない作品の記事で評価を得ることはできないか」と考え始めます。
オタクであれば大好きな作品を熱く語れるのはある意味で当然。書き手としてより高みを目指すためには、未知の作品をしっかり読み解いて文章に起こすこと、それで作品ファンの人達を熱くさせることが必要だと思ったからです。
そんなことを考えている時に発表されたのが『キンプリ』の菱田正和監督が『あんスタ』の監督も務めるというお話でした。『キンプリ』で獲得した読み手の方にフィットした作品を選んで執筆するのがベストだと考えていた僕にとって、あらゆる意味で最適と言える形でこの作品は始まりました。
全く知らない作品の感想を分かりやすく、熱く、それでいて楽しんでいることが伝わるように書く。僕自身も今まで全く挑戦したことがない試みでした。
『キンプリ』で培ったノウハウはありましたが、新参である以上は知ったかぶりや過度な断定、原作ファンを不快にするような表現はNG。どういった言葉を用いるか、そのバランスには果てしなく悩みながらの執筆だったと思います。
結果的に第1話の時点でTwitter上での大きな拡散と記事へのアクセスを頂け、「あぁこのアニメには最後まで全力で取り組もう」と心に決めました。
何よりこの作品は、原作者の日日日先生とゲーム運営スタッフが4年間かけて紡いだ、確固たる作品であること。その作品を緻密かつ大胆な映像作りと構成を得意とする、菱田監督率いるアニメスタッフが担当したことという信頼を置ける2大要素に支えられていたため、僕にとって何の心配もなく楽しめるアニメであったのは大きかったです。
様々な事情から原作ファンを100%満足させるのは非常に難しい形式の中で、いかに最善を尽くすか。それを含めたアニメの構成や演出を、完全初見という立場から楽しみ、読み解くのは本当に楽しかった。
優れた原作のなるべく多くのものを短い時間に詰め込む工夫はアニメの至る所に見られ、それを受け取って文章に起こすのは、非常に純度の高いクリエイティブなやり取りだったと思っています。
そういった僕の楽しみをできるだけ多くの人に正確に伝えたい。その気持ちが感想記事にもどんどんと乗るようになって行き、最終的には一話ごとの文字数が本当にとんでもないことになって行きました。物理的に大変だったとは言え、それに相応する形で心の充実感も毎週大きくなったと感じています。
TVアニメ『あんスタ』の感想記事はひとまずこれで終わりですが、様々な巡り合わせがあって出会うことができた作品なので、今後も自分のペースで楽しんで行けたらと思っています。
ここまでお付き合い頂けた方々と、このアニメ製作に関わった方々全てに感謝を込めて。あとがきとして添えさせて頂きます。
お読み頂きありがとうございました。
次の機会でまたお会い致しましょう。
はつ
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